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うけがわ歯科グループ3院合同衛生士勉強会

投稿日:2021年6月25日

カテゴリ:副院長ブログ

「気持ちがいいPMTCを体感する~歯周病予防と新型コロナ感染予防のためにできること」 

おかげさまでうけがわ歯科グループには多くの患者様がお口のケアにご来院いただいております。当院では、ほぼすべての患者様に歯周病のリスクをご説明させていただき、歯周病ケアを受けていただいております。

歯周病治療において一番大切なのは汚れをためないこと、つまり歯科医院での定期的な歯石除去が最も効果的です。しかし歯石除去にはどうしても痛みや不快感を伴うものです。これを当たり前とせず、よりよい施術を行うために、フリーランスの歯科衛生士、沢口由美子先生に当グループにお越しいただき、3院すべての衛生士が集まって、「気持ちがいいPMTCを体感する」と題して、1Dayの講義&実習をしていただきました。

3院合同衛生士勉強会沢口先生は歯科衛生士として実に37年のご経験をお持ちで、サンスターやデンツプライ、ヨシダ等、歯科業界の名だたる会社にてセミナー講師を歴任されておられると同時に、アメリカで衛生士講習を受講され、歯のクリーニングのプロ中のプロとしてご活躍されていらっしゃいます。

当日はまず、歯のクリーニングの意味について、先生から当グループ衛生士達に厳しくも優しいご教示を頂きました。

実に、探針でとれるほんのすこしのプラークの中にいる細菌はなんと1億個!しかし歯科医院でのクリーニングによってその数を20%にまで減らせるそうです。しかし、家でのケアを怠ると、たった1か月で元に戻るとのこと。歯周病治療はまさに患者様とドクター・衛生士との二人三脚ということです。

また新型コロナウイルス感染リスクは歯周病患者ほど高いことが分かってきましたが、この機序についての学びもありました。歯周病菌の中でも最も悪玉とされるP.g菌は、血液中のヘム鉄をエサとしています。

血液中のヘム鉄を食べるためには、歯茎が出血していないといけません。なので、P.g菌はトリプシン様プロテアーゼというジンジパイン(菌体表面や菌体外に産生される強力なタンパク質分解酵素)を産生し、歯周組織を攻撃し、破壊します。当然、歯茎は腫れ、出血します。そしてP.g菌はまんまと歯周組織の中に入りこみ、ヘム鉄を食べるのです。

そして、新型コロナウイルスもこのP.g菌と同じ、トリプシン様プロテアーゼを産生することが分かってきました。コロナウイルスはお口の粘膜や気道の粘膜から体内に侵入してくるわけですが、侵入の仕方は歯周病菌であるP.g菌とほとんど同じということです。つまり、お口の中に歯周病菌が多いほど、コロナウイルスに侵入されやすい、ということです。

また、アルツハイマー型認知症の患者さんの脳内からも多くのP.g菌が見つかっているという報告もあります。P.g菌は腫れた歯茎の中から体内にどんどん侵入していき、血流にのって全身に移動します。P.g菌が脳に運ばれてしまうと、P.g菌の出すジンジパインが脳の神経細胞を攻撃して変性させるので、認知症が発症するのではないかということが分かってきました。ほかにも、動脈硬化、糖尿病、腎疾患、早産などに歯周病菌が関与していることが分かっています。

先述の通り、このやっかいな歯周病菌を減らす最も近道は、機械的に除去すること、つまりは歯科医院でのクリーニングに他なりません。しかし、クリーニングに不快感が伴うと患者様の足も遠のいてしまい、歯周病治療のみならず、コロナや認知症、糖尿病といった全身疾患の予防ができません。

そこで、我々うけがわ歯科グループでは、患者様に喜ばれるクリーニングの技術向上のため、沢口先生から実習にもご参加いただき、歯石を除去する超音波スケーラーの使い方や、歯面を研磨するエアフローの使い方を、一人一人丁寧に教えていただきました。

それぞれみんな、今までの自分の施術を振り返って、たくさんの気付きがあったことと思います。当院の衛生士はみんな意欲的です。その気付きを自分の糧として、翌日からの診療に生かせている事と思います。

3院合同衛生士勉強会

お口は一番最初に外界と接する入り口です。お口の中が綺麗だと自分の体の中も綺麗で健康に保てるし、お口の中が汚いと、自分の体の中は汚されて健康を保てなくなる、ということです。

ぜひ、当うけがわグループにて歯周病のケアをご体感していただき、お口と体の健康を保っていただけますようお願い申し上げます。

うけがわ歯科川口 副院長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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