なるべく歯を削らないために|川口の歯医者|うけがわ歯科川口駅前医院

新型コロナウィルス対策について

外来環・か強診認定歯科医院

埼玉県・川口歯科医師会所属

診療時間

ネット予約はこちら

050-5330-1236

埼玉県川口市川口4-11-8 大野ビル1F

川口駅からのご来院方法はこちらから▶︎

審美治療

マウスピース矯正

なるべく歯を削らないために

虫歯を削らず治す2つの虫歯治療

2つ虫歯治療

「虫歯=歯を削る」ほとんどの方がこのイメージをお持ちだと思いますが、歯科医療は発展を遂げ、今では極力歯を削らず虫歯を治す方法が発明されています。その2つの治療をご紹介します。

① 3mixによる低侵襲な虫歯治療

3mix3mixとは3種類の抗菌剤を混ぜることで幅広く多種の口腔細菌に対応できるよう調合した薬剤です。虫歯組織の上に3mix-MP抗菌剤をおくとそこに存在する細菌を全て殺す事ができます。

そうすれば歯質を削ることがないため、神経に近い虫歯であっても神経(歯髄)を残し、詰める方法で治せる場合があります。また、神経治療にならないことにより、治療時間も大幅に短縮できます。

② 神経の抜かない、歯を余分に削らない「MTA治療」

MTA治療MTAとは、抗菌効果の高い歯科用セメントです。比較的新しい素材で最近発明されました。歯髄(神経)に達した虫歯もしくは、歯髄ギリギリまで進行した虫歯の場合、虫歯を除去した時に神経が露出する場合があります。

神経が少しでも露出すると神経に感染が起こるので神経を取らざるを得なくなり、神経を取る作業をするために健康な歯質を削り、作業スペースを確保することになってしまいます。

しかし、神経露出が小さな場合は、MTAをそこに充填し蓋をすることで無菌化とさらなる感染防止を行うことができ、神経を抜かずに済み、余分に歯を削らないで済む場合があります。

虫歯の見落とし防止と精密な虫歯治療のために

精密な虫歯治療

虫歯は早期発見であればあるほどその面積は小さく、発見が遅れるだけ虫歯組織は拡大してしまいます。ですから、いかに虫歯を見逃すことなく発見し、すべて正確に取り切れるかが重要です。そこで当院では虫歯の見落とし防止と精密な虫歯治療のために様々な工夫を行っております。

虫歯の見落とし防止・切削量の軽減に努めた虫歯治療の症例

う蝕検知液による虫歯の染め出しとダイレクトボンディング修復によって、歯の切削量を最小限に抑えた精密な虫歯治療の症例をご紹介します。

ご来院時の口腔内

ご来院時の口腔内

右上4番目の近心(手前側)に虫歯があります。お口の中をパッと見ただけでは、非常に分かりにくいです。

虫歯治療の実施

虫歯治療の実施

少し削ると、中に大きな虫歯が見えます

カリエスチェッカーを塗布

カリエスチェッカーを塗布

当院では、必ずカリエスチェッカーを利用して、虫歯の取り残しが無いか確認します。

虫歯のチェック完了

虫歯のチェック完了

プラークや虫歯が残っていると、青色に染まりますが削った部位は、染まっていません。しっかり虫歯は取れています。

ダイレクトボンディングで修復して治療完了

治療完了

ダイレクトボンディングにて歯の修復を行いました。必要最小限の侵襲で虫歯が治せますので、最初の虫歯治療は詰め物の方をお勧めしています。また、フロスも引っ掛かる事なく出し入れ出来ます。今回は、少し歯列のズレもあるので清掃しやすいように、詰めた側の角を丸くしています。

年齢・性別 30代 女性
治療期間 1日
治療回数 1回
治療費用 16,500円(税込)

リスク・注意点

一度虫歯になった場所は、また虫歯になりやすい場所とも言えます。出来るだけ適合をよくすることと、意識して歯磨きを行い、しっかりとプラークコントロールする必要があります。
当院では、保険外で詰めさせてもらっていますが、保険の安い詰め物で、適合が悪く2次カリエス(再び虫歯になること)になるようであれば、治療した意味が無いと思います。

できるだけ健康な歯を削らないための取り組みについて

うけがわ歯科川口駅前医院では、下記の様々な取り組みによって、できるだけ健康な歯を削らない低侵襲な虫歯治療を心がております。

① う蝕検知液による虫歯の染め出し

う蝕検知液虫歯部分のみを赤く染めるう蝕検知液は、虫歯に侵されている部分を判別する際に使用します。

どの部分までを削ればよいかを判断しやすくできるため、健康な部分まで削ってしまうことを防げます。また細かな虫歯の見落としも防ぐことができます。

② ルーペ使用による治療視野の拡大

ルーペ使用当院では必要に応じて拡大ルーペを使用した治療を行うことで治療視野を拡大し精密な治療を行っております。

拡大して正確に見ることで健康歯質と虫歯組織の境目を正確に見分けることで歯を削る量を最小限に抑え、また、虫歯の見落としを防ぎます。

③ 極小のバーとエキスカによる精密切削

極小のバー歯を削るドリルは小さめのものを使用しております。また、最後の一層はドリルではなく耳かきのようなもの(マイクロエキスカ)で手動で削り取っています。

切削時間は多少多めにかかりますが、健康な歯質を削ってしまわないために一手間加えております。

④ 最小限の切削で修復が可能なダイレクトボンディング

ダイレクトボンディング虫歯治療の際は、歯の切削量を最小限に抑えることができるダイレクトボンディングでの修復を心がけています。

ダイレクトボンディングは、歯を削った部分へ歯科用の樹脂を盛り、その場で直接形態を整えていく修復法です。型取りの工程がないため、その日のうちに治療が完了することも特徴です。

定期健診がもっとも歯を削らない診療です

虫歯が早期発見できればほとんど歯を削らずに済みますし、そもそも虫歯にならなければ歯を削ることはありません。虫歯の早期発見や予防には、定期的な健診が必須です。痛みが出たり、大きな黒ずみが歯にできたりして自分で虫歯に気づく頃には、実は歯質奥深くまで虫歯が広がっている場合がほとんです。痛くならないうちに、何も異常が見られない状態だからこそ、定期健診に通い、しっかりチェックを行う重要性について皆様にもしっかりご理解いただきたいと思います。

川口で歯の削りを最小限に抑えた低侵襲治療は当院へ

歯の削りを最小限に抑えた低侵襲治療

うけがわ歯科川口駅前医院では歯の削りを最小限に抑えた低侵襲治療を行っています。削る量が少なければその分痛みを感じることを軽減することもできます。川口にてこのような治療方針を掲げている歯科医院をお探しの際には、うけがわ歯科川口駅前医院をご利用頂ければと思います。

トップへ戻る